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2018.5.12 Shohey Suyama

​【特集】 Desert Fest Day1 レポート

こんにちは。スヤマです。本日はロンドンからお送りしています。

この記事を書いているのは、ロンドン時間で5月5日土曜日、朝の10時です。

 

そう、昨日はDesert Fest Day1にて、我々の趣味が漏れに漏れているラインナップで

ストーナー参りをしてきました。

 

早速レポートして行きましょう。

 

昼の13:00カムデン駅に到着。

先ずは駅から歩いて30秒くらいのところにあるBlack Heartと言うベニューへリストバンド交換をしに行きました。

お、列ができてる。どうやら、交換所は屋外みたいですね〜。

 

※ベニュー

(日本で言うライブハウス。パブとライブハウスが一体化したようなお店。パブのスペースの方が広かったりもします。ロンドンではほとんどのライブハウスがこのような形で営業しています。)

 

それにしても、ストーナーロッカーやドゥームメタラー達がそこかしこにいますねぇ。ま、当たり前か!そう言うフェスだもんな!ははは!最高!!

みんな思い思いのTシャツやパッチでデコりまくってるジャケットを着て、「俺はこのバンドのファンなんだぜ!」とアイデンティティーを輝かせています。

 

リストバンド交換を済ませ、そのまま奥に進むと、オフィシャルグッズや、レコードを売っているテントが並んでおりました。

グッズとレコードの購買欲に後ろ髪を引かれながら、本日1組目のバンド、

Old Man Lizardを見にここからまたも徒歩30秒ほどのところにある、UNDER WORLDと言うベニューへ向かいます。

 

いかついセキュリティのおっさんのチェックをかいくぐり(いつもここビビる)ベニューの中へ。

 

ほ〜。結構パブスペース広いし、綺麗なお店ですなー!

そんで奥でビール売ってるメタルなお姉さん、カッコ良っ!!

まだライブが始まるまで時間があったので、UNDER WORLD PILSNERと言うビールを試してみることに。

 

… まぁ、これが好きな人もいると思うよ!イェー!

メタルなお姉さん、カッコ良っ!!

 

そうこうしてるうちに、フロアにも人が増え始め、

ついにOld Man Lizard登場!

いよいよDesert Fest、始まります!

 

イギリスはサドベリー出身の暗黒ストナートリオ、Old Man Lizard

個々の演奏技術高ぇなー!そんでもって、結構音がビシっとタイト。

爆音!圧殺!というか、ムグググっとしたヘヴィブルース。

でライブの感じは2011年結成のバンドらしいんだけど、なんて言うか、

ピチピチ?感?がありました。音渋いけど、ライブ若い。感じ。

曲とライブの雰囲気のミスマッチを楽しめました。

 

レイジーな スタートを切りつつ、次はロンドン出身のアシッドロックバンド、

Swedish Death Candyを観にBlack Heartへ。

 

パブの2階のライブフロアへ行くと、

うおー!めっちゃ人いる!つーか狭い!バンド近い!

で、5分も経たないうちにバンド登場。

ビヒョ〜〜〜〜〜〜ッッッというフィードバックノイズから、

不意打ちで始まるパワフルなブルースリフのバンドアンサンブル!

なんだよDeath Candyって!名前のまんま俺をリフの糖分で殺す気か!

これ以上俺を甘美なギターリフで太らせるんじゃねぇ!

で、そのあとの曲もニューウェーヴパンクのごとく鋭利な疾走感に溢れたロックナンバーやら、洒落たコードのまさにアシッドでスウィートなナンバーに体を揺さぶられ、早くも汗だくに。あれ、これむしろ痩せるんじゃね?

 

体重を増減させるも、次のバンド、Planet Of Zeusのスタート時間が迫り、途中退場。KOKOへ向かいます。

 

Black Heartから歩いて10分ほどのところにある、KOKO。先ず外観がヤバイ。城?

 

そんで中に入るとまたヤバイ。て言うか、赤い。

映画でマフィアが銃撃戦しそうなくらい赤い。

そんで高級感がすごい。内装も彫刻とかすごい。

で、広い。

そんな感じで先ずベニューの雰囲気に圧倒されているうちにPlanet Of Zeus登場。

 

レビューでも紹介したギリシャ発ヘヴィロックバンド、Planet Of Zeus

KOKOの音がめっちゃ良いのもあるかもしれないけど、

存在感が圧倒的。でね、演奏が綺麗。ライブも完成度が高いって感じ。

アングラ臭が全くしないバンドで、Foo Fightersとか観てるような安心感。

インディーっぽい危うさが全然無い。100%良い意味で。

佇まいに年季入ってんね。18年のキャリアは伊達じゃない。

 

そして、Planet Of Zeusを途中で抜け、Black Mothを観にUNDER WORLDへ移動。

 

イギリス、リーズ出身の女性ボーカルストーナーバンド、Black Moth

フロアが人で溢れてる。人気なんだなぁ〜。

ボーカルのハリエット嬢がウィッチなセクシービームビンビンに出してました。

サウンドのヘヴィさが、ハリエット嬢のレイジーなセクシーボイスで緩和されて、

聴き心地よかったです。

 

そして、なんとライブ後半にGRAVEYARDのボーカル、ジョーキムが登場。

めちゃめちゃ会場盛り上がってました。

 

さて、Black Mothが終わり、一度会場の外に出て、ランチタイム。

UNDER WORLD隣のケバブ屋へ。

ちなみに、ロンドンは中東系の移民が多いので、トルコ料理の安くて美味しいお店がいっぱいあるよ!

 

腹ごしらえをすませ、次はアルバムレビューでも紹介し、

今年のラインナップで我々がもっとも注目していたバンド、

Lionizeを観にUNDER WORLDから徒歩5分のDevonshir Armsと言うベニューへ。

 

狭いってのもあるけど、外も中も人いっぱい!

ここは、なんてゆーか、ほぼパブだね!良い雰囲気!

 

で!いよいよLionizeが登場!

USメリーランド州が放つ、ロックンロールバンド、Lionize

ボーカルのネイトの衣装、めちゃアメリカンだな!

でライブスタート!

 

さすがエンターメントの国、アメリカ。

ショウとしてものすごく見応えがあるし、すごいサービス精神だ。

Lionizeがストーナーかどうかわからないけど、少なくとも、このバンドのライブは、楽しい!!!!!!!!

酒持って来い!こっちでロックが鳴ってるぞ!踊れ踊れ〜!って感じで、

ボーカル・ネイトの声と身振り手振りに操られるように盛り上げられて行くフロア。

さてはあいつ、魔術師だな!!

 

で、見事に操られた私はCDを購入。ネイトと写真も撮ってもらいました。

こう言う距離感もフェスならではだよね!Awsome!

ファンです。好きです。リリースさせてください。マジで日本に来てください。

 

さて、次はEYEHATEGOD大王を観にElectric Ballroomへ。

 

ネイトと話し込んでいたら、スタートに間に合わず。

ってマジかよ。すげー長蛇の列。え、もしかして入場規制?

15分ほど並んで、意外とさっくり入場。

 

ニューオーリンズが生んだスラッジ大王、EYEHATEGOD

さすが大王。遠くからでもドドンとのしかかってくる音のプレッシャー。

10万年くらい前から出てた音なんじゃね?ってほどの重さ。

やっぱり音も出で立ちも貫禄あるなー。

ただ、あまりにもステージが遠くてあまり臨場感を感じれなかったのが残念でした。

人がいすぎて、全然前に行けねぇ…。

ステージ遠いわぁ…。

つーかここめちゃめちゃ広いな!

あと床がビールでベタベタ。

EYEHATEGODの音漏れに後ろ髪を引かれつつ、Electric Ballroomを

後にし、初日のヘッドライナー、GRAVEYARDを観にKOKOへ移動。

スウェーデンのヴィンテージロックプリンス、GRAVEYARD

ちょうどスタートする頃にフロアに到着し、ライブスタート。

Oh. 一曲目から渋っ。映画ダークシャドウの冒頭の列車のシーンで流れる、

ムーディーブルースのサテンの夜みたいな感じの曲から始まり、

その後も、ロックなリフナンバーですらムーディーさを醸し出してる。

パワフルなバンドかと思ってたけど、ライブは結構繊細で、優雅な感じ。

KOKOの雰囲気も相まって貴族的な品すら感じました。

 

たっぷりブルースを体に浴びた後は、またElectric Ballroomに戻り、次は、

Napalm Death。

伝説のハードコアバンド、Napalm Death

これまた途中からの入場だったんですが、比較的前の方に潜入できました。

世界で一番短い(1.316秒)曲、You Sufferやってたね。

ジャジャッ って終わる曲。

演奏:

ジャジャッ (You Suffer)

歓声:

「ウォオオオオオオオオ!!!!!!

演奏:

ジャジャッ (Your Achievement? わかりませんでした。)

歓声:

「ウォオオオオオオオオ!!!!!!​」

MC:

「お前ら、いまとさっきの曲の違いがわかるか
全然違うだろ?」

歓声:

「ウォオオオオオオオオ!!!!!!​」

​いや、わかんねーから!笑

そもそも他の曲も短く、1分なかったりする曲も多いんで、

演奏→歓声→演奏→歓声 がなんだかコールアンドレスポンスみたいになってて、

​すげー笑いました。

ボーカル・マークがステージ上をウロウロする感じが少しコミカルなんだけど、

演奏や曲は間違いなく完成度が高く、かっこいいバンドです。

そして、初日のメインアクトはNapalm Deathで終了。

ここからはアフターパーティーへ。

 

Devonshir ArmsのDJパーティーと、Electric BallroomでのASGのライブセットをちょこっと観て帰路へつきました。

 

 

いや〜濃かったわ〜。

実は初日が一番観たいバンドが多くて、Radio MoscowやThe Obsessedは時間被りで見れなかったんですよね〜。残念…。

 

そして、初日のマイベストアクトはLionizeでした。

ネイト、日本来たいって言ってたな。呼ぶか。

 

 

Day2へ続く。

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