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​【アルバムレビュー】

麦芽の頃のストーナー

Blue Cheer "Good Times Are So Hard To Find"

2018.12.1 ミネラル

皆さんごきげんよう。

 

 

このマガジンもどんどん回数重ねていってストーナーのことがなんとなあく、掴めてきたように思います。

今回は原点回帰の回にしようと思いまして、

 

こちらのバンドを

Blue Cheer

引用元: DISCOGS

 

アメリカ、サンフランシスコのバンドで1967-2009まで活躍していました。ヒッピーしてる時代のスリーピースです。

 

ブルース、サイケ、そこらな感じの音楽です。

 

ボサボサのロン毛、ノーマスタッシュ、ベルボトム、フリンジ。かわいらしい……

最近のバンドは髭面、バンTにズボン、スニーカーの3点セット縛りが多いので新鮮です。

 

 

何故Blue Cheerを選んだかと言いますと、まだストーナーロックというジャンルに触れたばかりのこのマガジン書き始め当初に、ネットで調べていたらBlue Cheerがストーナーロックの先駆者みたいな感じだったからです。

元々好きなバンドだったのでそうゆう視点でみてこうかなあーという…

 

 

ちなみに、Blue Cheerの名前の由来はLSDからきているみたいです。パッパラパー!

 

アルバムは

 

 

Good Times Are So Hard To Find

IMG_0949.jpeg

引用元: amazon

 

ベスト盤です。

 

 

帯がついてる画像があったんですが、画像荒くて割愛しますが、記載されていたコピーがこちら

 

Heavy Psyche!アメリカが生んだ元祖ヘビーメタルバンドの最高アルバム!

 

この帯にひかれてこちらのCDにしました。笑

 

ヘビーなサイケでヘビーなメタルバンドの最高アルバムって何?って思いませんか笑

ヘビーが詰まったベスト盤!

このヘビーな帯を信頼して聴いてみます

 

【Summertime Blues】

 

この曲は有名ですよね〜

元々はエディーコクランの曲ですが、The Whoとかブライアンセッツァーとかいろんな人がカバーしていて…誰しもが聞いたことあるはず

 

ただ、Blue CheerのSummertime Bluesは違う……

曲の内容がざっと説明すると稼げねえしデートも行けない親にも怒られるやってらんねえぜ!みたいな曲で、

エディーコクランはそれをクッソー笑 まじ上司〜俺も遊びたいんすけど〜明日も仕事だわ〜マジ勘弁っ!☆って感じに歌い上げてて

Twitterだったら「今日も仕事だ〜、早く終わるといいな〜」ってタイプ。

他の人のカバーもエディーコクランのノリに沿ってる感じなんですが

 

Blue Cheerの場合

あぁ、くそ暑いし、稼げねえし、ふざけんなクソ上司…デート行かせろよ給料上げろよ…

って感じで

Twitterだったら「いまから仕事です死にたい」って言ってるタイプ。

泥臭くて汗臭くて、最高。笑

 

 

 

蜃気楼みたいにジリジリしたギター

時代が時代なんで古い音が、臭さ増し増し

 

3番(?)に入る前に、ユニゾンで低い音からジリジリと上がって、ァァァーーーーっ!って叫ぶとこあるんですけど、めちゃくちゃ鬱憤溜まってていいです。笑

 

 

ぜひいろんな人のsummer time blues聴き比べしてみてください、おもしろいですよ笑

 

 

 

音源もいいんですが、おじさんになってからのヴィンテージ感マシマシなのもとってもかっこいい、こちらのライブ映像↓

 

BLUE CHEER Summertime Blues 2005

 

【Hello L.A  Bye Bye Birmingham】

 

タイトル通りバーミンガムを去ってL.Aに行く曲です。笑

タンバリンと鍵盤達がのらりくらり感、旅感増す。横ノリがすすむ!

金ないから汚いバスで向かうぜ

ギターとぼろぼろのバックに2.3日分の衣類とありったけのマネー詰めてさ〜

あんまり夢を追ってる感もなく、田舎なんかでてってやるぜっていう、

王道のやさぐれ感

 

 

【Fruit And Icebergs】

最初からギターぎゅいんぎゅいん!

そしてジワジワ迫ってくるベースとドラム……

いちいちキメのギターが渋いんじゃぁ

ブルージー!

途中のギターソロがたまらなくかっこいいし、少しづつ形が変わってくリズム隊が妙に心地いい

あとこのテンポね

結構このテンポが肝な気がします

終わり1分前くらいのちょっと雑なサスシンの刻みも好き!

 

 

 

こうして曲を聴いているとストーナーの先駆者でもあるけど、なんというかグランジの先駆者でもあるような気がする……。

私もそこまでこの時代の音楽を聴いてないのでなんとも言えないですが、60年代とかって勝手なイメージですけど、ロックなら長いギターソロ、ポップスなら単調で踊れる感じって割と型がある印象なんですが長いギターソロとかないし、曲の中でもリズムとか変わるもの多くて異色な印象。

 

 

 

彼らは、誰かに憧れて音楽をやってるというより、好き勝手にしてるような

私はそんな彼らに憧れちゃいます。真相はどうであれ

 

60年代ってどうしてもBEATLESとかエルヴィス・プレスリーとかプッシュされちゃうけど、Blue Cheerの方が私は世の中にんプッシュしたい笑

結構その当時にしては衝撃のバンドだったんじゃないかな、浅はかな知識しかないですけどそう思いました。

 

 

 

そして、最近の音楽は安い缶ビール感あるけど、彼らは汚いヒップフラスコに半分だけ入ってるウィスキー感。

同じ麦芽でも蒸留されてるよなあ。

時間が経ったからかな?当時聴けば彼らも缶ビールだったかな?

 

このアルバムの時のBlue Cheerの年齢と、ここんとこ取り上げていたバンドの年齢さほど変わらないけど、そのうち今の音楽も蒸留されるのかなあ。

 

なんて、ことを。考えました(脱線)

 

 

 

古い音楽聴いて最近の音楽聴くと面白いなあ〜

当時の流行もわかるし、どの時代でもかっこいいものはかっこいい

 

 

ただ、昔の音楽って、暗い気持ちを表現する時、どうせ俺なんか……って感じよりどーにもなれ!って感じが強い気がする?

 

 

 

とりあえずベルボトム履きたくなりました

ヤングマン!

 

 

 

 

 

今日も一日ストーナー!

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