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2018.8.24  田中千秋楽

​【雑記】

渋谷の路地裏にストーナーロックの楽園が繰り広げられていた話

おはようございます。田中千秋楽です。

引用元: Bahboon HP

 

というわけで、観に行って参りました!

 

Shibuya Ruby Roomにて、BahboonとGUEVNNAのダブルリリースパーティ。Bahboonは以前CDでリリースしたアルバムのLPレコードバージョン、GUEVNNAはAlpacaというバンドとのスプリットテープのリリース。2018年にアナログレコードとカセットテープという半端じゃなく攻めたリリース!格好良すぎる…

 

(カセットには勿論DLカードも付いているのでカセットプレイヤーがなくても聴けるようになっていますよ)

 

渋谷の少しアダルティな雰囲気漂う路地裏の中にあるクラブで、この日はなんとチャージフリー!2杯分のドリンク代でこの2バンドを堪能出来ちゃうっていう凄まじく素晴らしいイベント。


 

入るなり早速ビールを注文し、わたくし最前で開演待ち。オーストラリアツアー以降のBahboonを心待ちにしていました。


 

そんなこんなでオンタイムでスタート。軽い挨拶もそこそこにドラムとベースが唸りを上げ、その上に切り裂くようなリフでギターがファズサウンドを披露。

最初に思ったのは「おいおいこんなに轟音で大丈夫なの!?下の階に飲食店あったよね!?」という、余計なお世話だった!w

引用元: Bahboon Twitter

 

チラチラ映る髪の長い奴が何を隠そう僕なんですけど


 

そんな余計なお世話をよそに、ライブはどんどんヒートアップ!普段はライブハウスで観ることばかりだったので、Ruby Roomのようなクラブでいつものような迫力が出るのか?とか一瞬でも思った自分が恥ずかしい。


 

むしろライブハウスより距離が近い分、アンプから出るファズサウンドを直接堪能出来て素晴らしい塩梅。低音は流石に近隣との兼ね合いか最低限ではあるものの、音の一体感と速さがそれをものともしない最高の空間を作り上げていた。


 

僕自身、何度かライブバーやカフェスペースで演奏したことがあるので分かるんですが、こういった場所で大きい音を出すのって非常に難しくて、当然アンプ等の機材はライブハウスより小さいものが多いし、そもそもスペースとしてコンパクトなので自分が大きい音を出せば出すほど他のメンバーの音が聴こえづらくなるし、バランスが非常にシビアなんですよ。それゆえに大事なのが演奏力に裏付けされたバンドの一体感なんですよね。


 

Bahboonは、それこそ僕は昔からの付き合いで折に触れて何度もライブを観ていたんですけど、ここRuby Roomで観るのは初めてで、にもかかわらずいつものライブハウスで観るような轟音が展開されていた。気がついたら開演前に買っていたビールも空になっていた。


 

こうしておよそ45分で終了、転換を挟みGUEVNNAがスタート。

 

僕はビールをおかわりしに行き、その隙にファンである人に元いた場所を取られ(ライブハウスではよくある光景w)最前から少し引いた2列目で観たんですが、GUEVNNAも凄まじかった!


 

ベースがとにかくドゥーミー!飲み込まれるんじゃないかってくらいの深く、太く歪んだ轟音で一発ロックアウト。その合間を縫うようにギターとドラムがテクニカルに応戦しつつ、ボーカルがタバコを加えつつシャウト一発。これがまたシブいのなんの!


 

元々凄いと話は聞いていましたし、日本のストーナーロックに於いて避けては通れないと噂に違わぬ圧巻のサウンド&ステージング!ビールも一瞬で空になる!


 

先のBahboonと比較すると、GUEVNNAは重たく深いドゥームサウンドでボーカルも怪獣のようなシャウト。ライブハウスで聴いたら失神するんじゃないかってくらいの音の密度が最高にテンションが上がる。


 

その上で改めてBabhoonを振り返ると、GUEVNNAほどの重さはないものの、リフのポップさと野獣のようなボーカル。ソリッドなバンドサウンドでまた違ったベクトルでテンションが上がる。


 

ドゥーム、ストーナー、スラッジ等、ロックにおけるカテゴリーで細分化されていながらも同じジャンルとして括られることも多いが、この日は轟音の中で確かに両バンドの持ち味が垣間見れた日だったし、どちらもリフとファズサウンドでオーディエンスを酔わせ踊らせ虜にする、文字通りストーナーロックの楽園のようなイベントが繰り広げられていた。

 

そんなこんなでGUEVNNAもおよそ45分。互いに最高のステージでございました。


 

大満足して帰るかと外に出たら、忘れていました。

 

ここは渋谷、それも洒落た食べ物屋やちょっとエッチなお店が並ぶ路地の一角。イベントの非日常から抜けた先もちょっとした非日常で、昔初めて地元のライブハウスに行った時を思い出して久々にキッズに戻った感覚になりました。


 

この2バンドがもっと大きな会場を沸かせる姿を想像しつつ、この日体感したストーナーロックの楽園が熱狂とともに広がっていったらもっと楽しいだろうなと思い笑いながら…

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WRITER

田中千秋楽​

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