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2018.5.27  櫻井螺子

​【アルバムレビュー】 Mammoth Mammoth「VolumeⅢ-Hell's Likely」

こんにちは、櫻井螺子と申します。

はじめましてなので軽く自己紹介をさせていただきます。

本州の北のほうにある漁村でインターネットの海を泳ぎながら育ちました。

好きなジャンルはストーナーロックです。

 

そんなストーナー野郎が紹介させていただくバンドはこちら。

 

はい、ほかの方々の例に漏れずワイルドです。

彼らはMammoth Mammoth。オーストラリアのメルボルンのバンド。メルボルンと言ったら数か月前に来日したJetってバンドが有名なんだけども同じメルボルンなだけあって恰好がそっくり・・・・

 

ちょっとそっくり!

そんな両バンドに共通しているのはロックンロールであること!!

 

Mammoth Mammothは自身のサウンドを

「凄く楽しい殺人ファズ(Good-time-murder-fuzz)」

 

「ユニコーンを倒せる(the sound that sometimes kills unicorns)」

 

「神々のおっぱいよりもすごい(more awesome than God's tits)」

と表現している。僕の英語力のせいなのだろうか。伝わってくるような・・・・伝わらないような・・・・。

 

とりあえずPVがあるので見てみてほしい。

 

MAMMOTH MAMMOTH - HELL'S LIKELY

 

シンプルな曲展開、ノリノリで爆音爆走な雰囲気。もう楽しい!!

なんで多目的トイレで演奏しているかは置いておこう。

 

この曲は今回紹介するアルバムのオープニングを飾るナンバーである。

 

Mammoth Mammoth「VolumeⅢ-Hell's Likely」

 

2枚目のフルアルバムで本作が日本デビュー盤だ。

フルアルバムを出す前に1枚EPが出ているのでVolumeⅢなのだろう。

日本版のタイトルは「地獄の巨象」。強そう。モヤシ野郎の僕なんかすぐにペチャンコになっちゃいそうで怖い。

さっきの曲が気に入ったならM2「GO」も気に入るはず!

 

MAMMOTH MAMMOTH - Go

 

冒頭のまるで足に鉄球でも括りつけられたかのようなベースライン、超いい!

このブチブチしたベースがこのバンドの煙っぽさをブーストさせているのだろう。ライブで聴いたら内臓持ってかれそう。

ノリノリで分かりやすいし、サビのところなんてまるで腕を振り上げてくれと言わんばかり。M1「Hell's Likely」と合わせて最高のスタートだ。これでもう聴き手の小腸をがっつり掴んでいるだろう。

ハイテンションな曲が続くが、M4「(Up All Night) Demons to Fight」で急に雰囲気が変わる。

 

ずんずん来るベースの音、鈍器的なギターの音、そして巨大な何かの足音を彷彿とさせるドラム。そう、マンモスだ。マンモスが往来を闊歩して来るのだ。

マンモスの土埃が徘徊する重めなこの曲はストーナーロックを築いてきたKyussやOrange Goblinなどの気配を感じやすいだろう。

 

アルバムはここで前半戦が終了し、後半戦に入るのだが、心なしかマンモスの影響を感じずにはいられない。どことなくシリアスな香りがするのだ。前半と比べてハードロックやへヴィメタルのような曲が多い。だが、シンプルさとノリの良さは相変わらずだ。

ドゥーミーなイントロから始まり、壊れたFAXのような音で締めるM6「I Want It Too」でこのアルバムは終わりに近づく。

 

ラストを飾るM7「Bury Me」はスローでブルージーなへヴィロックだ。

作中ずっとワイルドに歌っていたボーカルであったが、もう叫ぶことしかできないかのような歌いっぷりだ。まるで全てが終わってしまったかのように。

そしてマンモスは立ち去っていく・・・・。僕らが出来ることはマンモスの背をただ茫然と眺めるだけなのだ。

 

 

このアルバムは沼に沈み込んでいくようなサイケデリック感はなく、シンプルで分かりやすい曲が多い。全7曲で30分ほどなので気軽に聴けるだろう。是非ともこのアルバムを聴いて楽しい気分になってほしい。

 

余談ではあるが、このアルバムはPV付きの曲が4つもあって全部Youtubeのナパームレコードのチャンネルで観れる。さらに僕の持ってる日本盤のCDだと

『1stEPと+1曲がボーナストラックとして入っててお得。』

これまたその1stEPがいいんですよ。ベースはずっとジリジリしてるしね。

 

 

ちなみに僕はストーナーロックとか関係なしにジャケ買いしました。

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WRITER

田中千秋楽​

Tanaka-Senshuraku

ヤマダ ヒロミチ​

Hiromichi Yamada

櫻井螺子​

Neji Sakurai

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